寝籠ねこも)” の例文
その義母ははの部屋へ、息子の於福おふくは今、そっと来て坐っていた。彼女は、ゆうべの悪夢のおびえからまだめないように、青白い顔して、病人のように寝籠ねこもっていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)