寝室へや)” の例文
旧字:寢室
荘邸やしき中の者が寝静まっているというようなことは、一向気にも止めないで、大跨おおまたにどんどん歩いて行ったが、夫人の寝室へやの前へさしかかったときは
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
私の寝室へやの入口一パイに立塞たちふさがって、二人の談判に耳を傾けていたが……むろんデッキ野郎の癖に、わざわざ親方の私の処へ押しかけて来る兼の利いた風な態度を憎んで
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「お前の寝室へやへ行っていいだろう」
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)