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寛斎
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かんさい
ふりがな文庫
“
寛斎
(
かんさい
)” の例文
曾祖父
(
そうそふ
)
の代からずっと医学者がつづいており、曾祖父の針目
逸斎
(
いっさい
)
、祖父の針目
寛斎
(
かんさい
)
、父の針目
豹馬
(
ひょうま
)
と、みんな医学者であり、そして邸内に、古めかしい
煉瓦建
(
れんがだて
)
ではあるが
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この医者が
宮川
(
みやがわ
)
寛斎
(
かんさい
)
だ。半蔵の
旧
(
ふる
)
い師匠だ。その時、半蔵は無言。寛斎も無言で、ただ医者らしく頭を
円
(
まる
)
めた寛斎の胸のあたりに、手にした扇だけがわずかに動いていた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
、茂野が知っていたのかも知れない。それに平右衛門町の路地の入口には、父親が
診
(
み
)
てもらっている医者の
寛斎
(
かんさい
)
がいる。近所の衆はあの晩茂野は二度も薬取りに出たといったじゃないか
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
寛
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
斎
常用漢字
中学
部首:⽂
11画
“寛”で始まる語句
寛
寛濶
寛々
寛永
寛政
寛文
寛衣
寛闊
寛恕
寛大