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寒戸
ふりがな文庫
“寒戸”の読み方と例文
読み方
割合
さむと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さむと
(逆引き)
『遠野物語』の中にも書いてある話は、同郡松崎村の
寒戸
(
さむと
)
というところの民家で、若い娘が
梨
(
なし
)
の樹の下に草履を脱いで置いたまま、行方知れずになったことがあった。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
しかも両親がのちに病に
罹
(
かか
)
って同じ枕に寝ているのを、術をもって遙かにこれを知り、心配をして見舞に還ってきたというのは、やはり松崎の
寒戸
(
さむと
)
の婆などの例であろう。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
松崎村の
寒戸
(
さむと
)
といふ所の民家にて、若き娘梨の樹の下に
草履
(
ざうり
)
を脱ぎおきたるまま行方を知らずなり、三十年あまり過ぎたりしに、ある日親類知音の人々その家に集まりてありし処へ
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
寒戸(さむと)の例文をもっと
(3作品)
見る
“寒戸(寒戸の婆)”の解説
寒戸の婆(さむとのばば)は、民俗学者・柳田國男の著書『遠野物語』にある日本の伝説の一つ。神隠しにまつわる伝説の中でも特に知られたもの。
(出典:Wikipedia)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“寒”で始まる語句
寒
寒気
寒氣
寒空
寒風
寒冷
寒々
寒竹
寒鴉
寒天