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寒冷紗
ふりがな文庫
“寒冷紗”の読み方と例文
読み方
割合
かんれいしゃ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんれいしゃ
(逆引き)
百カ日が過ぎたばかりのまだごたごたと
賑
(
にぎ
)
やかな墓には、よれよれになった
寒冷紗
(
かんれいしゃ
)
の
弔旗
(
ちょうき
)
なども風雨にさらされたまま束ねられて立っている。
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
胸に嬰児を抱きながら、顔に依然として白布を下げた、
姑獲鳥
(
うぶめ
)
のような早瀬の姿は、やがて煙りか
寒冷紗
(
かんれいしゃ
)
のような、月光の中へさまよい出た。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
種々
(
いろいろ
)
な虫の形を土で
拵
(
こしら
)
えて足は針金で羽根は
寒冷紗
(
かんれいしゃ
)
または適当な物で造り、色は虫その物によって彩色を施し、一見実物に見えるよう拵えるのです。
幕末維新懐古談:41 蘆の葉のおもちゃのはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
寒冷紗(かんれいしゃ)の例文をもっと
(12作品)
見る
“寒冷紗”の解説
寒冷紗(かんれいしゃ、cheesecloth, en: (victoria) lawn)は、荒く平織に織り込んだ布である。織り糸には主に麻や綿などが用いられる。
農業分野では、耐候性や耐薬品性などの性能向上のため、合成繊維ビニロン糸、テトロン糸や高強力ポリエステル糸などを使用している。
(出典:Wikipedia)
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
紗
漢検準1級
部首:⽷
10画
“寒冷”で始まる語句
寒冷
検索の候補
絹寒冷紗
寒冷
冷寒
“寒冷紗”のふりがなが多い著者
壺井栄
岩野泡鳴
エドガー・アラン・ポー
内田魯庵
柳田国男
高村光雲
夏目漱石
国枝史郎
田山花袋
夢野久作