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かんれいしゃ
ふりがな文庫
“かんれいしゃ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寒冷紗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒冷紗
(逆引き)
その音調は全くの東京ものである。余は突然立って、窓の外を眺めた。あいにく窓には
寒冷紗
(
かんれいしゃ
)
が張ってあった。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこには、真新しい
寒冷紗
(
かんれいしゃ
)
づくりの
竜幡
(
りゅうはん
)
が二
流
(
りゅう
)
ハタハタと
揺
(
うご
)
めいている
新仏
(
にいほとけ
)
の墓が懐中電灯の灯りに照し出された。
墓標
(
ぼひょう
)
には女の名前が書いてあったが覚えていない。
人間灰
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
俺は貧乏人だから絹が買えないといって、
寒冷紗
(
かんれいしゃ
)
の裏へ黄土を塗って地獄変相図を極彩色で描いた。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
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