寐鎮ねしず)” の例文
御祭がの十二時を相図あいずに、世の中の寐鎮ねしずまる頃を見計って始る。参詣人さんけいにんが長い廊下を廻って本堂へ帰って来ると、何時の間にか幾千本の蝋燭そうそくが一度に点いている。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)