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室着
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へやぎ
ふりがな文庫
“
室着
(
へやぎ
)” の例文
十一月の事で寒いから二つの布団の上に小蒲団を敷き、
藤掛鼠
(
ふじかけねずみ
)
の
室着
(
へやぎ
)
の上へ
縫
(
ぬい
)
もようの
掻巻袍
(
かいまきどてら
)
を羽織り、寒くなると
夜着
(
よぎ
)
をかける手当が有りまする。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これを形見にとて譲られた合口を持ったなり、
褥
(
とこ
)
をいざり出て、そっと音のしないように雨戸を明け、
室着
(
へやぎ
)
の儘で
裾
(
すそ
)
を敷いたなりで、そろ/\と
飛石伝
(
とびいしづた
)
いに
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“室”で始まる語句
室
室内
室町
室中
室生犀星
室外
室咲
室蘭
室々
室堂