“実見談”の読み方と例文
旧字:實見談
読み方割合
じっけんだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最早もう九年ばかり以前の事だ、当時私の宅へよく遊びに来たしば警察署づめの某氏の実見談じっけんだんである。
暗夜の白髪 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
現今いま私のうちる門弟の実見談じっけんだんだが、所は越後国西頸城郡市振村えちごのくににしくびきぐんいちふりむらというところ、その男がまだ十二三の頃だそうだ、自分のうちき近所に、勘太郎かんたろうという樵夫きこり老爺おやじが住んでいたが、せがれは漁夫で
千ヶ寺詣 (新字新仮名) / 北村四海(著)