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宗谷
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そうや
ふりがな文庫
“
宗谷
(
そうや
)” の例文
北海道の熊は古い古い昔に
宗谷
(
そうや
)
海峡を渡って来たであろうと思われるが、どうして渡ったか、これも不思議である。
札幌まで
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
宗谷
(
そうや
)
本線の
瀧川
(
たきがは
)
と云ふ古い驛に降りた。黄昏で、しかも初めての土地で一人の知人もなかつた。
摩周湖紀行:――北海道の旅より――
(旧字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
宗谷
(
そうや
)
ナイボの露領時代の濫伐林の跡を見に行つた時、
椴松
(
とどまつ
)
、
蝦夷松
(
えぞまつ
)
の枝からふり落ちるどす黒い——雌は赤黒い——ダニが、蕗や芭蕉の葉から義雄等に移り、汽船に歸つてから
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
十月の
宗谷
(
そうや
)
海峡は、もう海の色も
冷
(
つめた
)
く、
浪
(
なみ
)
がざわざわとざわめいていた。
ツンドラへの旅
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
北見
宗谷
(
そうや
)
郡メメナイ、崩れ川、崩壊をメメという。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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これから今夜にも
宗谷
(
そうや
)
海峡を過ぎるであろう。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
宗
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
“宗谷”で始まる語句
宗谷海峡