“守田宝丹”の読み方と例文
読み方割合
もりたほうたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この薬師如来は明治のとなってから守田宝丹もりたほうたんが護持していたそうである。また六方印は中井敬所の有に帰していたそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その取次販売のみちをひろげることを思い立ち、一時は東京いけはた守田宝丹もりたほうたんにも対抗するほどの意気込みで、みごとな薬の看板まで造らせたが、結局それも士族の商法に終わり
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)