“宇多”の読み方と例文
読み方割合
うだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宇多うだ天皇の寛平六年に、菅原道真が遣唐大使に任ぜらるゝや、道真は、唐が既に衰世であり、危険なる航海を冒してまで、彼の文化を輸入する必要がないことを奏上して
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
外に証拠を求める必要はない、この寺建立の願主天武天皇いまだ東宮であらせられる時、大友皇子に襲われて芳野よしのから大和国宇多うだこおりを通られた際の兵、わずかに十七騎であった。
人皇五十九代宇多うだ天皇の御宇、それは今から一一〇五年の昔寛平かんぴょう四年(892)に僧昌住しょうじゅうの作った我国開闢以来最初の辞書『新撰字鏡しんせんじきょう』に「𦼠、開音山女也阿介比又波太豆」と書いてある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)