“孫皓”の読み方と例文
読み方割合
そんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次代の孫皓そんこうの悪政が、南方各地の暴動をかもすにいたるまでは、長江のけんと、江東海南の地を占めるこの国の富強と、建業城中の善謀忠武の群臣は、なお多々健在であったといえる。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四世五十二年にわたる呉の国業も、孫皓そんこうが半生の暴政によって一朝に滅んだ。——陸路くがじを船路を、北から南へ北から南へと駸々しんしんと犯し来れるもののすべてそれは新しき国の名を持つしんの旗であった。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)