孤高ここう)” の例文
大衆のなかに机をおき、大衆の精神生活と共にあろうとする文学のぎょうは、孤高ここうの窓でらんを愛するようなわけにゆかないのがほんとだろう。ほんとに権化ごんげしたらもっとこわい宿命の文学かも知れないのだ。
宮本武蔵:01 序、はしがき (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人間として孤高ここうのみが高いか。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)