“子思”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しし80.0%
しゝ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アリストテレースはすべて徳は中庸にあるとなし、たとえば勇気は粗暴と怯弱きょうじゃくとの中庸で、節倹は吝嗇りんしょくと浪費との中庸であるといった。能く子思ししの考に似ている。
善の研究 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)
子思ししは「あるいは生れながらにこれを知り、あるいは学んでこれを知り、あるいはくるしんでこれを知る」
或方あるかたから御教示を受けましたから、長二郎の一件に入用いりようの所だけをつまんで平たく申しますと、唐の聖人孔子様のお孫に、きゅうあざな子思しゝと申す方がございまして、そのお子をはくあざな子上しじょうと申しました
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)