ちやく)” の例文
慈愛じあいだとか、人權を重んずるとかいふ考があツて耐るものじやない、とすりや、俺が此の家の嗣子となツたといふのも、俺自身に子爵家のちやく子となツてのさばる資格があるのじやなくツて
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)