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妖孼
ふりがな文庫
“妖孼”の読み方と例文
読み方
割合
ようげつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようげつ
(逆引き)
ところがその
中
(
うち
)
に、だんだんと落ち付いて来ると、時
恰
(
あた
)
かも大唐朝没落の前奏曲時代で、兇徴、
妖孼
(
ようげつ
)
、
頻々
(
ひんぴん
)
として起り、天下大乱の兆が到る処に横溢しているのに気が付いた。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
兄上が今の心をあらためぬかぎりは、たとい玉藻一人を打ち亡ぼしても、やがて第二の玉藻が現わりょうも知れまい。国家まさに亡びんとする時は、かならず
妖孼
(
ようげつ
)
ありと申すはまさしくこの事じゃ。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
妖孼(ようげつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
孼
漢検1級
部首:⼦
19画
“妖”で始まる語句
妖
妖怪
妖精
妖女
妖艶
妖気
妖術
妖怪変化
妖婦
妖魔
“妖孼”のふりがなが多い著者
夢野久作
岡本綺堂