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女鳥
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めとり
ふりがな文庫
“
女鳥
(
めとり
)” の例文
女鳥
(
めとり
)
の わがおおきみの
織
(
おろ
)
す機。
誰
(
た
)
が
為
(
た
)
ねろかも——、御存じ及びでおざりましょうのう。昔、こう、機殿の
牕
(
まど
)
からのぞきこうで、問われたお方様がおざりましたっけ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
また天皇、その弟速總別の王
一
を
媒
(
なかだち
)
として、
庶妹
(
ままいも
)
女鳥
(
めとり
)
の王を乞ひたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
あの
速総別
(
はやぶさわけ
)
と
女鳥
(
めとり
)
の二人は、天皇に対して
怖
(
おそ
)
ろしい大罪を犯そうとしたのだから、かれたちが殺されたのはもとよりあたりまえである。しかしそちなぞからいえば、二人とも目上の
王
(
みこ
)
たちではないか。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
女鳥
(
めとり
)
の わがおほきみの
織
(
おろ
)
す機。
誰
(
た
)
が
為
(
た
)
ねろかも——、御存じ及びで御座りませうなあ。昔、かう、
機殿
(
はたどの
)
の牕からのぞきこんで問はれたお方様がござりましたつけ。——その時、その貴い
女性
(
によしやう
)
がの
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
〔
速總別
(
はやぶさわけ
)
の王と
女鳥
(
めとり
)
の王〕
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“女鳥”で始まる語句
女鳥王