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女将
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ぢよしやう
ふりがな文庫
“
女将
(
ぢよしやう
)” の例文
旧字:
女將
築地
(
つきぢ
)
二丁目の待合「浪の家」の帳場には、
女将
(
ぢよしやう
)
お才の
大丸髷
(
おほまるまげ
)
、頭上に
爛
(
きら
)
めく電燈目掛けて
煙草
(
たばこ
)
一と吹き、
長
(
とこしな
)
へに
嘯
(
うそぶ
)
きつゝ「議会の解散、戦争の
取沙汰
(
とりざた
)
、此の
歳暮
(
くれ
)
をマア
何
(
ど
)
うしろツて言ふんだねエ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
襖
(
ふすま
)
スウと
開
(
あ
)
いて顔を見せしは、——
女将
(
ぢよしやう
)
のお才「どうも松島さん、御気の毒様ですことねエ、
是
(
これ
)
も
流行妓
(
はやりつこ
)
を
情婦
(
いろ
)
にした
刑罰
(
むくい
)
ですヨ、——待つ身のつらさが
御解
(
おわかり
)
になりましたでせう、ホヽヽヽヽヽ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“女将”の意味
《名詞》
旅館・料理屋などの女主人。
(出典:Wiktionary)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
将
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
“女将”で始まる語句
女将軍