トップ
>
奥詰
ふりがな文庫
“奥詰”の読み方と例文
読み方
割合
おくづめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくづめ
(逆引き)
十一屋の隠居はこの話を日ごろ出入りする幕府
奥詰
(
おくづめ
)
の医者で
喜多村瑞見
(
きたむらずいけん
)
という人から聞いたと半蔵らに言い添えて見せた。さらに言葉を継いで
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鉄三郎にも若党が附いて来たが、これは父が
奥詰
(
おくづめ
)
医師になっているので、従者らしく附いて来たのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
元は幕府の
奥詰
(
おくづめ
)
のお医者様ですが、開港当時の
函館
(
はこだて
)
の方へ行って長いこと勤めていらっしゃるうちに、士分に取り立てられて、間もなく函館奉行の組頭でさ。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
奥詰(おくづめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“奥”で始まる語句
奥
奥様
奥州
奥床
奥方
奥深
奥羽
奥山
奥義
奥行
“奥詰”のふりがなが多い著者
島崎藤村
森鴎外