“奔竄”の読み方と例文
読み方割合
ほんざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつわりとは思いも寄らねば、その心に任せけるに、さても世には卑怯ひきょうの男もあるものかな、彼はそのまま奔竄ほんざんして、つい行衛ゆくえくらましたり。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
かくて磯山は奔竄ほんざんしぬ、同志の軍用金はさらわれたり。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)