“奉伺”の読み方と例文
読み方割合
ほうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この前、長篠ながしのの役後、すぐ上洛して、天機を奉伺ほうししたように、この秋も、越前経略の事が終ると、すぐ上洛の途についていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正月や、その他の祭り日は特に大変で、大抵は妻君同伴で上役の家に御機嫌を奉伺ほうししなければならない。
霧の蕃社 (新字新仮名) / 中村地平(著)
爾来じらいは、陣務のため、つい奉伺ほうしを怠りまして」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)