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奉仕
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ほうじ
ふりがな文庫
“
奉仕
(
ほうじ
)” の例文
膝下
(
しっか
)
に
奉仕
(
ほうじ
)
することとなすべきなど語り聞えて東京に帰り、
先
(
ま
)
ず愛児の健やかなる顔を見て、始めて十数日来の
憂
(
う
)
さを
霽
(
はら
)
しぬ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
「では、それもよし。しかし先年、後醍醐のきみの隠岐送りにあたって、獄中から護送の途々、何かと、
奉仕
(
ほうじ
)
をつくしたのも」
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遠からず父上母上を迎へ取り、
膝下
(
しつか
)
に
奉仕
(
ほうじ
)
することとなすべきなど語り
聞
(
きこ
)
えて東京に帰り、先づ愛児の
健
(
すこや
)
かなる顔を見て、始めて十
数日来
(
すうにちらい
)
の
憂
(
う
)
さを
霽
(
はら
)
しぬ。
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
ふかく
御簾
(
ぎょれん
)
を垂れて、四条隆資、二条ノ中将為明、中院ノ貞平らが、衣冠おごそかに
奉仕
(
ほうじ
)
のていを作って、めったに人も近づけずにいたのだが、衆目はいつか、
簾中
(
れんちゅう
)
の人物が
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は、山田申楽の二十余名が、いよいよこの地の
奉仕
(
ほうじ
)
もおえたので、大和の春日へ寄って伊賀へ帰る——というのを領境まで見送っての帰り、馬上、ふウふウ
喘
(
い
)
いながら戻って来た。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「したが、雨乞い祭りには、近郷の男女が、あまた
詣
(
もう
)
でまする。わけて山田申楽の
奉仕
(
ほうじ
)
を見ばやと、待ちかまえてもおりましょうず。一刻も早く里々へ、触れを出さねば相なりません」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“奉仕”の意味
《名詞》
奉仕(ほうし、ぶし)
つかえること。役務、労務やサービスを提供すること。
(出典:Wiktionary)
“奉仕”の解説
奉仕(ほうし、en: ministration, service)は、報酬を求めず、また他の見返りを要求するでもなく、無私の労働を行うこと。また、商人が品物を安く売ることをいう。
(出典:Wikipedia)
奉
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“奉仕”で始まる語句
奉仕者