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夷子
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えびす
ふりがな文庫
“
夷子
(
えびす
)” の例文
同じく皇室御先祖の
連枝
(
れんし
)
ながらさまで大義に触れざる
夷子
(
えびす
)
社や山の神を手近く引くほどの準備は
縦
(
ゆる
)
し置かれたきことなり。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
三寸の地球儀、
大黒
(
だいこく
)
のはがきさし、
夷子
(
えびす
)
の絵はがき、千人児童の図、
八幡太郎
(
はちまんたろう
)
一代記の
絵草紙
(
えぞうし
)
など。いとめづらし。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
田辺浜の内の浦などいう処は近年まで鮫毎度谷鰹てふ魚を谷海とて
鹹水
(
かんすい
)
で満ちた細長き谷間へ追い込み漁利を与えた故今も鮫を神様、
夷子
(
えびす
)
様など唱え鮫というを忌む
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
日高郡
御坊
(
ごぼう
)
町へ、前年その近傍の漁夫が命より貴ぶ
夷子
(
えびす
)
社を合併せしより、漁夫大いに怒り、一昨夏祭日に他大字民と市街戦を演じ、警吏等の力及ばず、ついに主魁九名の入監を見るに及び
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
意味はよく判らないがその頃はや
夷子
(
えびす
)
、
大黒
(
だいこく
)
を対称しただけは判る。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
夷
漢検準1級
部首:⼤
6画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“夷子”で始まる語句
夷子棚
夷子講
夷子屋
夷子座