太行たいこう)” の例文
とうの世代から、すでにそんな言葉があるとおり、西に太行たいこう山脈、東に遠く渤海ぼっかいをひかえ、北方に負う万里ノ長城は、北夷ほくいの襲攻にそなえ、不落の名がある。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「されば、はや太行たいこう山脈の一れいにかかってきておる。ここさえ越えれば」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おお、ここらはもう、太行たいこう山脈の一れいだな」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)