“天智(てんじ)” の例文
白鳳時代は天智(てんじ)天皇より、元明天皇平城京遷都までを謂(い)う。その盛期が天武天皇の御代にあることは云うまでもない。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
が、さらに著しいのは天智(てんじ)天皇崩御後における壬申(じんしん)の乱において、身分の低い舎人(とねり)や地方官をのみ味方とする天武天皇の軍が、大将軍大貴族の集団たる朝廷方を粉砕したことである。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
天智(てんじ)天皇のみ代だけについて見ても「是(この)歳(とし)水(みず)碓(うす)を造り而(て)冶(かね)※(わかす)」とか「始(はじめ)て漏剋(ろうこく)を用う」とか貯水池を築いて「水城(みずき)」と名づけたとか、「指南車」「水臬(みずばかり)」のような器械の献上を受けたり
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)