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大鷲
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おおとり
ふりがな文庫
“
大鷲
(
おおとり
)” の例文
大鷲
(
おおとり
)
神社の傍の田甫の
白鷺
(
しらさぎ
)
が、一羽
起
(
た
)
ち二羽起ち三羽立つと、明日の
酉
(
とり
)
の
市
(
まち
)
の売場に新らしく掛けた小屋から二三
個
(
にん
)
の人が現われた。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
……一
ト
足「
大鷲
(
おおとり
)
神社」の境内へ入ると一しょに、辛うじてわたしたちは、それまでの凡常な「縁日」意識からすくわれた。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
浅草の観音様や
大鷲
(
おおとり
)
神社の賑いもこれには及ばなかったものである。琴平神社の縁日は毎月の十日であった。
明治開化 安吾捕物:20 その十九 乞食男爵
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
それから一帯吉原田圃で、この方に太郎稲荷(この社は
筑後
(
ちくご
)
柳川
(
やながわ
)
立花
(
たちばな
)
家の下屋敷内にある)の藪が見え、西は入谷田圃に続いて
大鷲
(
おおとり
)
神社が見え、
大音寺前
(
だいおんじまえ
)
の方へ、吉原堤に
聯絡
(
れんらく
)
する。
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
目の前にある熊手の行列は非常に大きくかいてあつて、
大鷲
(
おおとり
)
神社は遥かの向ふに小さくかいてある、
鎧
(
よろい
)
の渡しの渡し舟は非常に大きくかいてあつて、向ふの方に蔵が小さくかいてある。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
▼ もっと見る
御承知の通り
大鷲
(
おおとり
)
神社の境内は狭いので、皆無理をして店を拵える。
幕末維新懐古談:42 熊手を拵えて売ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鷲
漢検準1級
部首:⿃
23画
“大鷲”で始まる語句
大鷲出現
大鷲神社