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大鳥居
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おおとりい
ふりがな文庫
“
大鳥居
(
おおとりい
)” の例文
すると、ほどなく彼の前に、七、八
段
(
だん
)
の
幅
(
はば
)
のひろい
石垣
(
いしがき
)
があらわれて、
巨人
(
きょじん
)
がふんばった
脚
(
あし
)
のような
大鳥居
(
おおとりい
)
の
根
(
ね
)
もとがそこに見られたのである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浅間社
(
せんげんしゃ
)
の花崗岩の
大鳥居
(
おおとりい
)
の立っている
長谷通
(
はせどおり
)
も、安東寄りの片側はおおむね無事である。その通をがっかりして戻って来ると、平常に変らず店を開けている古本屋が先ず目についた。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
はじかれたように思いだして、
大鳥居
(
おおとりい
)
の上を見ると、
南無
(
なむ
)
三、そこに立っていた
矢
(
や
)
はすでにぬき取られてあるではないか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まだ一
里
(
り
)
も二里もさきがある勝負なら、なんとかそれだけの距離を取りかえすことができようが、たしかここから十二、三
町
(
ちょう
)
のぼった
中腹
(
ちゅうふく
)
がれいの
大鳥居
(
おおとりい
)
だ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“大鳥居”で始まる語句
大鳥居城