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大館
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おおやかた
ふりがな文庫
“
大館
(
おおやかた
)” の例文
藪原長者の
大館
(
おおやかた
)
は木曽川に臨んだ
巨巌
(
きょがん
)
の上に
砦
(
とりで
)
のように立っていた。
裾
(
すそ
)
は石垣で畳み上げ、窓は
銅
(
あかがね
)
の網を張り、
狼
(
おおかみ
)
より
猛々
(
たけだけ
)
しい犬の群は門々の柱に
纜
(
つな
)
いであった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
以前にまさる
大館
(
おおやかた
)
が、もう八分どおり
竣工
(
しゅんこう
)
しかけていた。門前町も、復興していた。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兵衛となったとは思わぬか! 気違いは
汝
(
おのれ
)
らよ! ……気違いよ気違いよ! ……藤が咲いた? 棚の藤が⁈ それこそめでたいめでたいめでたい! ……新築をした
大館
(
おおやかた
)
の
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眼の前に
大館
(
おおやかた
)
が立っていた。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
館
常用漢字
小3
部首:⾷
16画
“大館”で始まる語句
大館町
大館氏明
大館山
大館朔郎