大躰づうたい)” の例文
背負しよひあるくさま、年はと問へば生意気ざかりの十六にも成りながらその大躰づうたいを耻かしげにもなく、表町へものこのこと出かけるに、何時も美登利と正太がなぶりものに成つて
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かしらの家の赤ん坊が守りをして二錢が駄賃をうれしがり、ねん/\よ、おころりよ、と背負ひあるくさま、年はと問へば生意氣ざかりの十六にも成りながら其大躰づうたいを恥かしげにもなく
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)