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大肌
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おおはだ
ふりがな文庫
“
大肌
(
おおはだ
)” の例文
主人になった息子とお
媼
(
ばあ
)
さんだけで、そのお媼さんが、骨だった顔の、ボクンとくぼんだ眼玉がギョロリとしていて、
肋骨
(
あばらぼね
)
の立った胸を出して、
大肌
(
おおはだ
)
ぬぎで
旧聞日本橋:03 蕎麦屋の利久
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
元気のいい老人だったよ、どうも。酔うといつでも
大肌
(
おおはだ
)
ぬぎになって、すわったままひとり
角力
(
ずもう
)
を取って見せたものだったが、どうした癖か、唇を締めておいて、ぷっぷっと
唾
(
つばき
)
を
親子
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
おかみはよく
此
(
この
)
中
(
なか
)
で蚕に桑をくれたり、
大肌
(
おおはだ
)
ぬぎになって蕎麦粉を挽いたり、破れ障子の内でギッチョンと
響
(
おと
)
をさせて木綿機を織ったり、大きな
眼鏡
(
めがね
)
をかけて
縁先
(
えんさき
)
で
襤褸
(
ぼろ
)
を
繕
(
つくろ
)
ったりして居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
“大肌”で始まる語句
大肌脱