大炉たいろ)” の例文
建武の頃から正平年間にわたる長い乱世にかけてこの御山みやまが、時には、大塔宮護良だいとうのみやもりなが親王の戦勝祈願をこめらるる大炉たいろとなり帷幕いばくの密議所となり、また時には
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)