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大流行
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おおはやり
ふりがな文庫
“
大流行
(
おおはやり
)” の例文
……虎列剌の
大流行
(
おおはやり
)
のさなかに蛤を喰うなどというのが、そもそも無茶なんだ。細心な男なら誰れだって一応はそのくらいの注意はする。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「あれはこの頃
大流行
(
おおはやり
)
でございますね。私の弟もやっております。御主人さまは余程お上手でいらっしゃいましょう」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
追々
(
おいおい
)
と世の中が
世智辛
(
せちがら
)
くなって来たら、こうした正札一点張りの無言の商売が
大流行
(
おおはやり
)
をするようになりはすまいか。
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
「伊那の方でもこれが
大流行
(
おおはやり
)
。武士が刀を質に入れて、庄屋の衆が弓をはじめるか。世の中も変わりましたね。」
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
(兵法が
大流行
(
おおはやり
)
だから、兵法者もだんだん
厳
(
いかめ
)
しくなった)
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「ふうん。この四、五日福岡博多で
大流行
(
おおはやり
)
のこの歌を知んなさらんか」
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「それ、それ、」と久兵衛も軽く笑って、「近ごろはそれが
大流行
(
おおはやり
)
。」
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“大流”で始まる語句
大流元