“大日下王”の読み方と例文
読み方割合
おおくさかのみこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天皇は非常においかりになって、すぐに人をせて大日下王おおくさかのみこを殺しておしまいになりました。そしてみこのおきさき長田大郎女ながたのおおいらつめをめしいれて自分の皇后になさいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
大長谷皇子おおはつせのおうじは、まもなく雄略天皇ゆうりゃくてんのうとしてご即位そくいになり、大和やまと朝倉宮あさくらのみやにおうつりになりました。皇后には、れい大日下王おおくさかのみこのお妹さまの若日下王わかくさかのみこをお立てになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
そのとき、ちょうど御殿ごてんの下には、皇后が先の大日下王おおくさかのみことの間におもうけになった、目弱王まよわのみことおっしゃる、七つにおなりになるお子さまが、ひとりで遊んでおいでになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)