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大宮
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おおみや
ふりがな文庫
“
大宮
(
おおみや
)” の例文
明治二年四月九日に刑法官判事から
大宮
(
おおみや
)
県知事に転じた。大宮県が浦和県と改称せられたのは、その年九月二十九日の事である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
大宮
(
おおみや
)
が言語道断のことのようにこれをお歎きになったことはお道理でお気の毒に思われた。源氏は宮に御面会をしてその問題でお話をした。
源氏物語:21 乙女
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
このあいだM君と会った時、いつかいっしょに
大宮
(
おおみや
)
へでも行ってみようかという話をした事を思い出して、とにかく大宮まで行ってみる事にした。
写生紀行
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
二つ目には、
大宮
(
おおみや
)
橋のたもとから八王子のお社まで、廻廊を作って寄進すると申されているのです。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
………午後敏子が誘いに来、
嵐山
(
らんざん
)
電車の
大宮
(
おおみや
)
終点で木村さんと落ち合い、三人で
嵐山
(
あらしやま
)
に行く。これは敏子の発議によるのだそうであるが、まことによいことを思いついてくれた。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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このはつは
大宮
(
おおみや
)
在の土地でも相当な農家の娘で、町の大きな染物屋に
嫁
(
とつ
)
いで、女の子二人の母親となって、もともと気性の勝った女だったものですから、一人で切廻していました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
大宮
(
おおみや
)
方面への鉄道の沿線に当るのだから、突然レールに出くわしても、別に不思議はないのだが、珠子には、なぜかその鉄道線路さえ、現実のものではなくて、悪夢の中の光景の様に感じられた。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
叡山の
大宮
(
おおみや
)
以下、諸堂全てを焼払って、全山、叡山を立ち退こうという強硬論が、勝ちを占め、評議一決した時、法皇の使者に立てられた、当時、
左衛門督
(
さえもんのかみ
)
の平時忠が、風雲渦巻く叡山に
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“大宮”で始まる語句
大宮人
大宮司
大宮孝潤
大宮内
大宮口
大宮公園
大宮院
大宮宿
大宮処
大宮地