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夥
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なかま
ふりがな文庫
“
夥
(
なかま
)” の例文
車停むるところへ、はや馴れたる末の姫走り来て、「姉君たち『クロケット』の
遊
(
あそび
)
したまへば、おん身も
夥
(
なかま
)
になりたまはずや、」とわれに
勧
(
すす
)
めぬ。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ラ
寤
(
さ
)
むるを
俟
(
ま
)
ちて請いて兄弟分と
為
(
な
)
る、竜
夥
(
なかま
)
の習い、毎日順番に一人ずつ、木を伐り水汲みに往く、やがてラが水汲みに当ると、竜の用うる桶一つが五十ガロン入り故
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
これは榛軒在世の時からの慣例で、榛軒は役を引き受けたことはないが、柏軒は其頃からわたくし共の
夥
(
なかま
)
にはいつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
夥
漢検1級
部首:⼣
14画
“夥”を含む語句
夥多
夥間
夥伴
夥兵
化夥間
同夥
夥中
夥多敷
夥度
夥敷
引手夥多
御夥間
江戸兒夥間
竜夥
露夥