“外護”の読み方と例文
読み方割合
げご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敏捷びんしょうな大臣はそれと悟ってじきに政府の外護げごの神であるネーチュンに何万円かの金、あるいはその罪の大小に従ってそれより少ない事もあるけれども、まあ千円以上
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「だいじょうぶ、察してはおりません。第一、いかに道誉が炯眼であろうと、大覚だいかくノ宮が、わが家へ御避難あって、松田一族の外護げごをうけているなどとは、ゆめにも思っておりますまい」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一体ラサというのは神の国という意味で、いわゆる仏、菩薩すなわち外護げごの神様の住処すみかで非常に清浄な土地であるというところから神の国という意味の名をつけられたのである。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)