“外者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そともの75.0%
ほかは25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警固の中に加わっている地方じかた(本土)武士のうちにも、また、いつか島内へ流れこんで来ている外者そとものの山伏や僧などの宮方臭い人物までも、あんに配所をめぐって
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「仕果したら、そちほどな奴、外者そとものにすてておくも惜しい。藩士に取り立て、目をかけてやろう」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
吾一家之外者ほかは、狩谷、川村、清川、其外え御伝示可被給候。唯一途に正真忠信に奉神奉先接人憐物関要に候。尚後便可申候。さんぬる先月廿九日石清水参詣致、別而難有感信致、別而家内之事大安心こゝろをやすんじ候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)