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墓守
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はかもり
ふりがな文庫
“
墓守
(
はかもり
)” の例文
ところで、順慶が何故に秀次一族の
墓守
(
はかもり
)
となったかはこれから後に説くであろうが、「聞書」に依れば彼は盲人であったのである。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「何を言うのだ。親子の間で。……それよりも、そなたは、どうして、ここへ来たのか。まさか、亡き五百之進殿の
墓守
(
はかもり
)
をしていたわけではあるまいが」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夕方になって、
小径
(
こみち
)
の砂の上に人の足音がした。
墓守
(
はかもり
)
が通りかかって、そこにすわってるクリストフをながめた。クリストフはだれが花を
手向
(
たむ
)
けたのかと尋ねた。
ジャン・クリストフ:10 第八巻 女友達
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
範頼
(
のりより
)
の
墓守
(
はかもり
)
の作ったと云う菊を分けて貰って来たのはそれからよほど
後
(
のち
)
の事である。墓守は鉢に植えた菊を貸して上げようかと云ったそうである。この墓守の顔も見たかった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
すなわち
墓守
(
はかもり
)
で、後世に云えば
隠坊
(
おんぼう
)
の類です。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
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彼は
粕谷
(
かすや
)
の
墓守
(
はかもり
)
である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
墓
常用漢字
小5
部首:⼟
13画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“墓守”で始まる語句
墓守爺