塵心じんしん)” の例文
それゆえに、迷信は曇りたる塵心じんしんより生じ、宗教は明らかなる真性より起こり、一は煩悩の雲にして、他は真如しんにょの月との相違あることを知らねばならぬ。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
塵心じんしん 消尽しょうじんして 些子さしも無し
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)