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埓明
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らちあけ
ふりがな文庫
“
埓明
(
らちあけ
)” の例文
相成ぬぞ此段
屹度
(
きつと
)
申渡すぞと
嚴敷
(
きびしく
)
申付られたり因て五兵衞は
爲術
(
せんすべ
)
なく畏まり奉つるとて夫れより一同
腰懸
(
こしかけ
)
へ
下
(
さが
)
り五兵衞は八五郎に向ひ今仰せ渡されの
儀
(
ぎ
)
は何卒持參金ばかりにて
勘辨
(
かんべん
)
致し
呉
(
くれ
)
られよと申ければ
側
(
そば
)
に聞居たりし後藤半四郎は進みより
否々
(
いや/\
)
道具類とても決して勘辨相成ず彼是云て
埓明
(
らちあけ
)
ずは貴樣が
嫁
(
よめ
)
のお秀へ毎夜々々不義を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
埓
部首:⼟
10画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“埓”で始まる語句
埓
埓内
埓外
埓口
埓無
埓門