“垣間見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいまみ96.9%
かきまみ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛吉は心なく垣間見かいまみた人に顔を見らるるよう、思いなしか、附添の婦人おんなの胸にも物ありげに取られるので、うつむいては天窓あたまを掻いた。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その日、フウバア大統領の前を、颯爽さっそうと、分列行進をしていった女子選手達のうちに、あなたのりりしい晴れ姿をちらっと垣間見かいまみました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
此奴こやつが何うしてお若さんを知っておりますかと申しますと、元大工でげすから晋齋のとこへ度々たび/\親方と共に仕事にまいり、お若さんが居なされたを垣間見かきまみたんで