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地酒
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じざけ
ふりがな文庫
“
地酒
(
じざけ
)” の例文
この
茶店
(
ちゃや
)
の小さいに似合わぬ
繁盛
(
はんじょう
)
、しかし餅ばかりでは
上戸
(
じょうご
)
が困るとの
若連中
(
わかれんじゅう
)
の
勧告
(
すすめ
)
もありて、何はなくとも
地酒
(
じざけ
)
一杯飲めるようにせしはツイ近ごろの事なりと。
置土産
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
この酒はどんな
質
(
たち
)
で、どう口当りがして、売ればいくらくらいの相場で、舌触りがぴりりとして、
後
(
あと
)
が
淡泊
(
さっぱり
)
して、頭へぴんと答えて、
灘
(
なだ
)
か、
伊丹
(
いたみ
)
か、
地酒
(
じざけ
)
か
濁酒
(
どぶろく
)
かが分るため
創作家の態度
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
まるで
地酒
(
じざけ
)
を作る
田舎家
(
いなかや
)
についている形ばかりの門と選ぶところがなかった。
地獄街道
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“地酒”で始まる語句
地酒窟