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地車
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ダンジリ
ふりがな文庫
“
地車
(
ダンジリ
)” の例文
唯
山車
(
ダシ
)
や
地車
(
ダンジリ
)
などを産土神に見せまゐらせ、神慮を勇め奉る為だとする近世の祭礼の練りものゝ形式になるのである。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
又、さう言ふ夫婦を、嘲笑の気味合ひで、だんじりと呼んでゐます。あの地では、
地車
(
ダンジリ
)
を囃すのに「おゝた/\」と言ふ語で、煽り立てゝ、地車を進めるのです。
方言
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
地車
(
ダンジリ
)
の類は此である。一体、練りものゝ、土台から末まで柱を貫くのが当然なのに、今日往々柱のない高い練りものゝあるのを見る。練り屋台には、土地によつて様々の名称がある。
盆踊りと祭屋台と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
皆
産土
(
ウブスナ
)
の社に集るにつけても、今日では途次の行列を人に示すのが第一になつて、鎮守の宮に行くのは、
山車
(
ダシ
)
や
地車
(
ダンジリ
)
を見せて、神慮をいさめ申す為だと考へてゐるが、此は意味の変遷をしたもので
盆踊りと祭屋台と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“地車”の解説
地車(だんじり・だんぢり)は、神社の祭礼で用いられる屋台・「山車」の一種。主に関西地方で多く見られる。大小2つに分かれた独特の破風屋根を持つ曳き山で、多くの彫刻が組み込まれ、刺繍幕や金の綱、提灯やぼんぼり、旗・幟などの装飾が施されている。主にケヤキを用いて造られており、コマには松が用いられる。
(出典:Wikipedia)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味