地煞星ちさつせい)” の例文
招くともなく、またしいて、寄るともなく、天命地宿、不思議なえにしのもとに、いつかこの梁山泊には、やがてもう百人ちかい天罡星てんこうせい地煞星ちさつせいおとこどもが、集まっていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天罡星てんこうせい地煞星ちさつせい、百八星の宿業しゅくごうを、地上のまたたきとして見る日も近いかとながめられる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
したが、あのほこらあなには、三十六員の天罡星てんこうせい、七十二性の地煞星ちさつせい、あわせて百八の魔が封じられていたものを、あなたさまはまあ、恐ろしいことをなされたものでございましたな。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)