“土弁”の読み方と例文
読み方割合
どべん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無理強ひの盃四つ五つ、それが全然すつかり体中にめぐつて了つて、聞苦しい土弁どべんの川狩の話も興を覚えぬ。真紅な顔をした吉野は、主人のカツポレをしほ密乎こつそり離室はなれに逃げ帰つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)