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土壌
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つち
ふりがな文庫
“
土壌
(
つち
)” の例文
旧字:
土壤
新しく掘り返されたような
土壌
(
つち
)
と、根を出している雑草と、
扁平
(
たいら
)
の磐石と、息絶えたらしい典膳の姿とがあるばかりであった。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
その声はまたも岩の下から、いや、岩の下の地の底から、一本の銀の線かのように、
土壌
(
つち
)
を貫き、岩を貫いて聞こえて来た。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
春陽に浸っている道了塚は、その岩にも、南無妙法蓮華経と
刻
(
ほ
)
ってある
碑
(
いしぶみ
)
にも、岩の間にこめてある
土壌
(
つち
)
にも、花弁や花粉やらがちりばめられていた。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“土壌”の意味
《名詞》
土 壌 (どじょう)
地質を農産物育成の観点から評価する語。地殼表面の岩石が崩壊ないし分解した無機物を主成分とし、多少の生物が腐敗分解して生じた有機分が混合したもの。つち。つちくれ。
(比喩)ある文化等の現象が成立する背景となっている諸要素。
(出典:Wiktionary)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
壌
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“土”で始まる語句
土産
土
土地
土塀
土間
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土瓶
土堤
土耳古