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国庁
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こくちょう
ふりがな文庫
“
国庁
(
こくちょう
)” の例文
街道の要衝だし、また家々は、大昔の武蔵の
国庁
(
こくちょう
)
時代からの
櫛比
(
しっぴ
)
である。それとこの川止め客の混雑とで、酒は売れ、辻喧嘩は宵を
戦
(
そよ
)
がせ、旅籠旅籠の駒の
柵
(
さく
)
まで、夜をいななき騒いでいた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「今のうちに、
国庁
(
こくちょう
)
まで行って来るぞ」
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“国庁(
国衙
)”の解説
国衙(こくが)は、日本の律令制において国司が地方政務を執った役所が置かれていた区画である。
国衙に勤務する官人・役人(国司)や、国衙の領地(国衙領)を「国衙」と呼んだ例もある。
各令制国の中心地に国衙など重要な施設を集めた都市域を国府、またその中心となる政務機関の役所群を「国衙」、さらにその中枢で国司が儀式や政治を行う施設を国庁(政庁)と呼んだ。
(出典:Wikipedia)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
庁
常用漢字
小6
部首:⼴
5画
“国”で始まる語句
国
国許
国境
国府津
国中
国是
国府
国手
国人
国土