“こくちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石町81.3%
黒潮12.5%
国庁6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことのついでにいってしまえば、もと西巻は、日本橋の石町こくちょう銀町しろがねちょう伝馬町てんまちょう……その界隈を担いであるくぼてふりのさかなやだった。
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
徳富氏の『黒潮こくちょう』第一巻が公にせられたのは明治三十六年だった。この小説は作そのものよりも、兄蘇峰氏に投げつけた絶交書のような序文の方で名高かった。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
「今のうちに、国庁こくちょうまで行って来るぞ」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)