“固体”のいろいろな読み方と例文
旧字:固體
読み方割合
かたまり50.0%
こたい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銘々くの字型に身をかがめて、濡れ放題の自暴自棄やぶれかぶれ、いつしか履物もすっ飛んで尻端折りに空臑裸足からすねはだし、勘次は藤吉を、藤吉は彦兵衛を、彦は甚右衛門をと専心前方を往く一際黒い固体かたまりを望んで
この生物は、もし地球上で大きくなったとしたら、必ず人間や猿のように固体こたいとなるべきものであるが、月世界の圧力と熱との関係で、液体を保って成長したのである。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)